どーも、ちゃたです。
最近スマートEXを使い始めて、iPhoneだけで在来線も新幹線もすべて乗れてしまうことに感動しています。
ただ、まったく問題がないという訳でもありません。
先日 iPhoneで新幹線改札を通ろうとしたら、「IC乗車不可」のために改札を通れないという事態が発生しました。
こんな事態にはどのように対処すべきか、まとめましたのでご覧ください。
目次
スマートEXとは?
スマートEXについては、最近知名度も上がってきましたので、新幹線によく乗る人はご存知かと思います。
スマートEXの概要については、以前の記事でも書いています。
簡単に言うと、手持ちの交通系ICカードだけで、新幹線に乗れる画期的なサービスなんですね。
スマートEXで「IC乗車不可」になるケース
そんな画期的なスマートEXですが、予約時に「IC乗車不可」と表示されることがあります。
これは、同一日、同一駅発のチケットを複数予約した場合に起こります。
複数予約したチケットのうち、最初に予約した区間のみ、IC乗車が可能です。
その後に予約した区間は、IC乗車ができません。
なぜこんな仕様になっているかというと、改札を通過する際に、「どちらの区間に乗りたいのか」を機械が判別することが難しい、という技術的な理由かと思われます。
同一日、同一駅発の例
それでは、同一日、同一駅発というのはどんなケースがあるのか、具体的に例を挙げてみます。
例えばこんな場合。
1. 名古屋から三河安城
2. 三河安城から名古屋
3. 名古屋から東京
三河安城で用事があって、用事が終わったら東京に帰るようなケースです。
三河安城は、名古屋からこだまで東京方面に1駅。
したがって三河安城から東京に帰るには、一度名古屋駅に戻ってからのぞみに乗った方が早いんですね。
こんな場合には、1と3が両方名古屋駅発となりますので、後に予約した方のチケットについてはIC乗車ができなくなります。
スマートEXで「IC乗車不可」の場合に改札を通る方法
それでは、「IC乗車不可」の場合、どのように改札を通ればいいんでしょうか?
IC乗車以外の乗車方法って?
スマートEXには、IC乗車以外に、実は紙のきっぷを受け取って乗車する方法があります。
全然スマートじゃありませんね。
でもあるんです、そんな方法が。
公式サイトによると、次のようなケースにきっぷでの乗車が必要とされます。
2名以上やこどもを含む予約の場合
会員様以外の1名が利用する場合
会員様が交通系ICカードを未登録の場合
などは、会員様本人分を含め、指定席券売機等で「きっぷ」を受け取って、新幹線に乗車してください。
スマートEXで紙のきっぷを受け取る方法
スマートEXで紙のきっぷを受け取る方法は次の通りです。
スマートEXで予約した「きっぷ」は、東海道・山陽新幹線各駅のEXマークの表示がある指定席券売機・受取専用機のほか、JR東海・JR西日本の主な駅の窓口で受け取れます。
在来線から乗り換える場合や、在来線改札口から入場する場合は、新幹線乗換口の指定席券売機等で「きっぷ」を受け取って乗車してください。
使わないと気づきませんが、新幹線改札のすぐ脇くらいに、受取専用機が大体設置されています。
この受取専用機や指定席券売機を使ってきっぷを受け取るんですね。
受取専用機でスマートEXのきっぷを受け取る場合の落とし穴
ただし、この受取専用機、実は落とし穴があります。
iPhoneでApple PayのSuicaや、アンドロイドのモバイルSuicaを使っている場合に要注意です。
これらのケースでは、受取専用機で情報を読み取れません。
受取専用機には、ICカードを入れる投入口しかなく、外側には読取機がついていないんです。
そのためスマホ端末上のICカード情報を読み取れません。
これは困りますね。
受取専用機で、スマホ端末のスマートEXのきっぷを発券する方法
そのような場合、実は別の方法があります。
スマートEXの決済用クレジットカードを使うんです。
このクレジットカードを受取専用機や指定席券売機に投入することで、スマートEXで予約したきっぷを受け取ることができます。
これは意外と盲点です。
決済用のクレジットカード、持ち歩いていない人もいるかと思いますが、気をつけてください。
このようなケースで必要になります。
スマホ端末のスマートEXで、
「IC乗車不可」で、
決済用クレジットカードを持ち歩いていない場合、
詰みます。
予約しているのに改札を通れません。
(おそらく窓口に行けば何とかしてくれるんじゃないかと推測しますが、面倒ですよね)
このようなケースが起こり得るので、決済用クレジットカードは必ず持ち歩くようにしましょう。
最後に
スマートEX、スマホだけで新幹線に乗れるってことで、かなり気に入っているんですが、細かいところでわかりにくさはあります。
ひとつ言えることは、カードなしで乗れるとはいえ、決済用クレジットカードは常に持ち歩いておきましょう、ということ。
一部不便なところもありますが、スマートEXはトータル的にはとても便利です。
特に1人の場合、駅の券売機や窓口できっぷを購入する理由が見当たりません。
まだ導入していない人は、すぐ登録して使ってみることをおすすめします。
それでは〜。