どーも、ちゃた(@chatalog13)です。
これからの冬本番に向けて、今年はデロンギのマルチダイナミックヒーター
「MDH15WIFI-BK」を購入しました。
これ、めっちゃいいです。
安全で快適な暖房器具なので、特に小さな子どものいる家庭にはかなりオススメ。
本日は、このデロンギのヒーターを使ってみた感想をレビューしたいと思います。
目次
デロンギのマルチダイナミックヒーターとは?
マルチダイナミックヒーターって何?オイルヒーターのこと?
デロンギのヒーターといえばオイルヒーター。
オイルヒーターというカテゴリーにおいて、デロンギは圧倒的シェアを誇っています。
そのデロンギから発売されている、マルチダイナミックヒーター。
名前だけでは何なのかわかりませんよね。
見た目はオイルヒーターっぽいです。
でもオイルヒーターとはちょっと違う。
なぜならオイルを使っていないんです。
オイルヒーターとは、
「ヒーター内の難燃性の油を電熱器で暖めて循環させ、ラジエーターフィン(放熱板)から放熱し、対流や輻射熱によって部屋を暖める暖房器具」
のことを指します。
わかりにくいですが、要は中に入っているオイルを温めて熱を出すということ。
これに対して、マルチダイナミックヒーターは、オイルを使っていません。
その代わりに5つのヒーターモジュールというものを搭載しており、これが放熱します。
対流や輻射熱によって部屋を暖めるという仕組みはオイルヒーターと同じです。
オイルヒーターと比べての利点は、暖まるまでの時間が比較的短いこと。
オイルヒーターの欠点である速効性を改善しています。
また、オイルヒーターよりも細かな温度制御ができるという利点もあります。
簡単にいうと、オイルヒーターの上位互換品なんです。
「究極の暖かさ、究極の快適さを実現したい」
という思いをもとに開発された、オイルヒーターよりも上位のプレミアムヒーターという位置づけです。
詳しくは後述しますが、オイルヒーターの利点はそのままに、空気を汚さずとても快適に部屋を暖めてくれる、プレミアムなヒーターです。
マルチダイナミックヒーターのモデル
デロンギのマルチダイナミックヒーターには次の3種類のモデルがあります。
1)マルチダイナミックヒーター Wi-Fiモデル『MDH15WIFI-SET/MDH15WIFI-BK』
2)マルチダイナミックヒーター『MDHU15-BK』
3)マルチダイナミックヒーター『MDHU09-BK』
モデルごとの主な違いは、
「Wi-Fi機能を搭載しているかどうか」
と
「最大出力」
です。
Wi-Fi機能を搭載しており、iPhoneなどからの操作に対応しているモデルがMDH15WIFI-SET/MDH15WIFI-BK。
SETとつくモデルとつかないモデルがあります。
SETとつくモデルは、Apple TV(第4世代)32GBがセットになっています。
Apple TVをハブにすることで、屋外からのリモート操作も可能になるんです。
一方、Wi-Fi機能を搭載していないモデルが、
MDHU15-BKとMDHU09-BK。
これらのモデルの違いは、最大パワー。
MDHU15-BKは1500W、MDHU09-BKは900W。
最大パワーの違いによって、使える広さが変わってきます。
900Wモデルの場合、8畳くらいまでの広さの部屋が目安。
1500Wモデルの場合、13畳くらいまでが推奨されているようです。
リビングで使うなら、間違いなく1500Wモデルがいいでしょうね。
マルチダイナミックヒーターを使って感じたいい点
我が家で購入したのはWi-Fi搭載のMDH15WIFI-BK。
これまで我が家では、冬の暖房はエアコンが基本でした。
それに加えて、どうしても寒い日は床暖房を併用。
ただ、床暖房は電気代がとても高いので、我慢できる程度の寒さの場合、なるべく使わないようにしていました。
かといって、
エアコンだけではちょっと頼りないので、あったかいヒーターが欲しいなあ
と思い、今回マルチダイナミックヒーターを購入するに至りました。
このマルチダイナミックヒーター、実際に使ってみて感じたいい点は3つほどあります。
暖かさがとても快適
まず、なんといっても暖かさが心地いい。
じんわりあったまる感じです。
エアコンのような変に暖かい風もないし、乾燥もしにくいです。
また、カーボンヒーターなんかのように局所的な暖かさではなく、部屋全体が自然に暖まります。
変に暑すぎるということもないし、本当に快適な温度に調整してくれます。
石油ストーブと比べても、臭いがしないというアドバンテージがあります。
空気がきれいなまま、部屋を暖かくしてくれるので、非常に快適なんです。
安全性が高い
我が家は子どもが2人いるのですが、安全性が高いのもいい点です。
表面温度は60℃までしか上がらないので、熱すぎてヤケドする危険が少ないです。
手で表面を触ると、「アチっ」と感じる程度の熱さ。
長くは触れていられないですが、即座にヤケドする熱さではないので、間違えて子どもが触って大火傷、ということはまずないでしょう。
Wi-FiモデルはiPhoneから操作できて便利
最近の家電は進化しているなーと感じたのが、iPhoneやiPadとの連携機能。
iPhoneやiPadが単にリモコン代わりになるだけじゃなくて、従来のリモコン機能以上のことができます。
基本的にはデロンギのアプリを使って操作します。
例えば、曜日毎のオンオフのスケジューリング。
あらかじめスケジュールを設定しておくことで、希望の時間に部屋を暖めたり、ヒーターをオフにしたりできます。
手動でイチイチつけたり消したりをしなくて済むようになるんです。
また、このマルチダイナミックヒーターは、Appleの「Apple HomeKit」として設計されているので、iPhoneやiPadのホームというアプリでも一部操作ができます。
これを使うとSiriでの操作なんかもできちゃいます。
なんか近未来的ですよね。
さらに、このホームアプリの活用で、外出先からの操作もできちゃうんです。
例えば、家に着くタイミングに合わせて、部屋を暖めておくとか。
(この機能を使うには、家に置きっぱなしにするApple TVまたはiPadが必要ですが)
マルチダイナミックヒーターを使って感じた悪い点
速効性はなく暖まるのに時間がかかる
マルチダイナミックヒーターは、オイルヒーターよりは速いとはいえ、やはり部屋全体が暖まるには時間がかかります。
「寒い部屋をすぐに暖めたい」
「冷えた身体をすぐに暖めたい」
という場合には向いていません。
基本はスケジューリングして、例えば「起きる1時間前に暖め始める」というような使い方が向いています。
アプリの操作性がイマイチ
iPhoneやiPadのアプリがちょっと使いにくいと感じます。
スケジューリングするときに時間帯を選択するのですが、その操作がとても難しくて、指定したい時間にうまく合わせられなかったり、設定内容を変更するときは最後にいちいち更新ボタンを押さないといけなかったり。
ちょこちょこ、ストレスが溜まる操作性です。
あまり頻繁に使うわけではないので、まあ許容できる程度ですが。
最後に
いかがでしたでしょうか。
デロンギのマルチダイナミックヒーター、安全で快適な暖房をお探しの方にはピッタリだと思います。
エアコンなどの暖房に満足していない方はぜひ検討してみてください。
それでは〜。
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