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資産運用

プラウドシーズンやファインコートを買うメリット・デメリット

どーも、ちゃた(@chatalog13)です。

プラウドシーズンやファインコートといった、大手デベロッパーによる
分譲住宅。
これらの分譲住宅(建売住宅)を購入するメリットは何だと思いますか?

今回は、ある大手デベロッパーの分譲住宅を購入した経験者として、
これらのブランド分譲住宅のメリット・デメリットを紹介したいと思います。

 

大手デベロッパーによる分譲住宅とは?

まず、大手デベロッパーというのはどんな会社でしょうか。

大手デベロッパーとは、三井不動産や三菱地所、住友不動産といった
不動産開発業者のことです。
デベロッパーとは、オフィスビルやマンションなどの不動産の企画開発・
販売等をする会社です。

その中の1事業として、分譲住宅を手がけているのですね。
デベロッパーの中には、分譲住宅はまったくやっていない会社もあります。

 

分譲住宅のブランドとして有名なところでは、
□野村不動産によるプラウドシーズン
□三井不動産によるファインコート
などです。

その他の大手としては、
□三菱地所によるザ・パークハウス ステージ
□住友不動産によるジェイ・アーバン
などがありますが、あまり物件数が豊富でない印象です。

また、最大手ほど大きくはありませんが、
□東急不動産によるブランズガーデン
□コスモスイニシアによるイニシアフォーラム
なども有名ドコロかなとおもいます。

 

これらの不動産会社は、どこもマンション開発により力を入れており、
戸建住宅にはそれほどブランディング費用をかけていないように思えます。

その証拠に、これらの会社によるマンションブランドはとても有名です。
プラウド、パークホームズ、ザ・パークハウス、シティハウス、ブランズ、
イニシアなどです。

 

マンションは大規模開発が可能でより多くの戸数を販売できるので
ブランディングに力を入れているのですね。
それに対して、戸建ては販売戸数が相対的に少なくなります。

そのため分譲住宅の各社ブランドもそれほど有名ではないですし、
インターネット上の情報も多くありません。

 

それでは、これらのブランド分譲住宅のメリット・デメリットを
ご説明していきます。

 

 

 

ブランド分譲住宅のメリット① 統一された街並み

ブランド分譲住宅のいいところとしてパッと思いつくのは、
その統一された町並みの美しさですね。
規模にもよりますが、ある程度の広い土地をデベロッパーが確保し、
数戸〜数百戸の住宅が一度に建てられます。

そのため、その分譲区画内はデザインが統一され、美しい街並みが
作られます。

 

特に数百戸規模の大規模分譲地は、本当に町並みが統一されていて
圧巻です。

 

ブランドにもよりますが、
植栽なども適度に配置されていたり、
夜のライトアップもいい具合にされており、
街の雰囲気がいい感じにデザインされています。

 

それに対して、注文住宅やパワービルダーによる戸建の場合は、
他の住宅や建物がある既存の街並みの中に、ポンと建てられる
イメージですね。
それがいいか悪いかは、個人の好みもあるかと思いますが。

 

 

ブランド分譲住宅のメリット② 立地とリセールバリュー

分譲住宅と似たような意味の言葉で「建売住宅」という言葉もありますね。

これら2つはまったく同じ意味ではありません。

建売住宅は、既にできあがった状態で販売する家のことです。
これの反対語は「注文住宅」です。
注文住宅は土地をまず用意して、間取りからハウスメーカーと話して仕様を
決めていく家ですね。

 

さて、それでは分譲住宅とは何でしょうか?
分譲住宅は建売住宅のひとつで、ある広い土地に何軒かの家を建てて、
1戸ずつ販売する際に分譲住宅と呼ばれます。

 

さてここでブランド分譲住宅のメリットですが、その立地の良さ
にあります。
大手不動産会社は、良い土地を仕入れる購買力が高いです。
売れそうな条件のいい土地を選定して仕入れているんですね。

会社によっては、「浸水リスクのあるエリアでは土地を仕入れない」
などのポリシーを持っている会社もあります。

 

注文住宅の場合は自分で土地を探すところから始まりますが、
市場に出回っている売地は、既に不動産会社が目利きして売れ残った
土地なので、条件のいい土地が少ないとも言われます。

 

大手のブランド分譲住宅は、そのブランドと立地から
リセールバリューも通常の戸建てよりも高くなることが期待できます。

中古物件の検索をしてみると、ブランド分譲住宅をときどき目にします。
どこの工務店が作ったかもよくわからない戸建てよりも、
ブランド分譲住宅の方が人気があるのは想像できますよね。

正直、マンションほどのリセールバリューは期待しないほうがいいですが、
戸建てとしては比較的売りやすいのかなと思います。

 

 

ブランド分譲住宅のメリット③ アフターサービス

ブランド分譲住宅ならではの特徴として、購入した後の安心感もあります。

会社によって程度の差はありますが、やはり大手の会社ですので
アフターサービスがしっかりしています。

例えば、
・入居半年後、2年後といったタイミングで行われる無料の定期点検
・何かトラブルがあった際のサポート窓口
などですね。

住宅の造り自体は、大手だからといって特別いいとは思いませんが、
手抜き物件等のリスクは相対的に低いと思います。

地元の工務店等の場合、もちろんすばらしい会社もありますが、
実際のところ情報が少なすぎて買ってみないとわかりませんよね。
そこが怖いところです。

 

住宅は人生で1番高い買い物ですので、このようなアフターサービスが
しっかりしている大手は安心感があります。

 

 

 

ブランド分譲住宅のメリット④ 同時期入居

そして個人的に、ブランド分譲住宅の1番のメリットとして考えるのは
同時期入居です。

分譲住宅の場合、近所の人も同時期に入居することが多いです。
大規模分譲地の場合は数年がかりで販売する場合もありますが、
通常は数ヶ月程度で販売完了し、順次入居していきます。

同時期に入居する場合、ご近所さんも自分たちと同じく、新しく
近所付き合いを始めることになります。
そのため、お互い仲良くしていきましょうという雰囲気があります。

 

分譲住宅地ではない場合、引っ越した家の周りが以前から住んでいる人
たちばかりですので、その中に後から入って馴染むのってなかなか
大変そうですよね。
自分たちとは全然違う属性の人たちの可能性も高いです。

 

その点、分譲住宅地の場合、やはり小さい子どものいるファミリー世帯が
多くなります。
年代の近いファミリー世帯で同時期に入居すると、子ども同士を含めて
仲良くなりやすいですよね。

しかも購入物件の価格帯も同程度なので、世帯収入も比較的近い家庭が
多くなります。
価値観が似ていて話が合いやすいことが多いですね。

 

一戸建てに住む際に気になる近所付き合い。
それがスムーズに始めやすいのは大きなメリットです。

 

 

ブランド分譲住宅のデメリット① 価格が高い

さて、そんなブランド分譲住宅ですが当然デメリットもあります。
1つ目は単純に価格が高いことです。

地場の工務店による一戸建てやパワービルダーによる一戸建てと比べて、
同条件で1〜2割くらい販売価格が高いイメージです。
価格が高いからといって、住宅の機能や品質が優れているとは限りません。

 

お金をかけた注文住宅であれば、非常に優れた機能をもたせたり、
こだわりの素材を使ったり、といったことも可能ですが、
分譲住宅はしょせん分譲住宅です。

ぶっちゃけパワービルダーの戸建てとどこが違うのか、素人にはそう簡単に
わかりません。
(そして多分、住宅自体のクオリティはそんなに変わらない)

 

 

ブランド分譲住宅のデメリット② 都心部の選択肢が少ない

ブランド分譲住宅のデメリット2つ目は、都心部では物件の選択肢が少ない
ということです。

そもそも東京の都心部で一戸建てというのはなかなか難しいです。

ゼロではありませんが、まとまった用地の確保が難しいので、1分譲地
あたりの戸数がかなり少なく、販売価格を抑えるため狭い設計になっている
こともあります。

 

ブランド分譲住宅がよくあるのは、23区内でも少し郊外よりのエリア
になります。
たとえば中野区、杉並区、練馬区あたりですね。

関東圏でいうと、あとは東京の市部や神奈川、埼玉、千葉に多く供給
されています。

 

都心部に近いほど1分譲地あたりの規模が小さく
(せいぜい20戸くらいまで)、

郊外に行くほど大規模な分譲地が出てきます
(100戸を超えるところもあります)。

 

あくまで分譲住宅ですので、一部の富裕層というよりは、
サラリーマンが手の届く価格帯にする必要があるため、土地価格の高い
都心部での供給は少なくなってしまいます。

通勤時間等を重視して都心部に住みたい方は、ベイエリアのタワマン
とかの方が向いていますね。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

ブランド分譲住宅のいいところをわかっていただけたと思います。
上記のように、
街並みや安心感、近所付き合いに対して、1〜2割の価格アップを
高いと捉えるか、安いと捉えるか、
だと思います。

ボクの場合は、
少し高いお金を払ってでも安心感を得たい、
と思いましたので購入する決断をしました。

入居してしばらく経ちますが、自分の決断は間違ってなかったなと
思えています。

これから家を買う人の参考になればうれしいです。

それでは~。