ブログ著者・ちゃたのプロフィールはこちら
出張旅行術

香港⇔深センの移動方法はこの3択で決まり!電車、フェリー、リムジンバスという選択肢

どーも、ちゃた(@chatalog13)です。
海外出張で深センに行く方、とても多いのではないでしょうか。
中国の中で、日本人の出張先として上海に次いでメジャーな都市、それが深センです。

深センは電気電子産業を中心に発展しています。
有名ドコロではiPhoneのOEM生産などを手がける巨大企業Foxconnの工場なんかもあります。
PCやスマートフォン、それらのコンポーネントの生産を得意としているエリアです。

これらの製品ですが、もちろんMade in Chinaが増えているのですが、実はまだまだ日本企業も頑張ってます。
それらのデバイスを構成するコア部品や材料などは日本メーカーのものが多いんです。

そういったこともあり、日本からの出張者が多いのでしょうね。

 

深センへアクセスする手段は、広州経由か香港経由の2択

さて、この深センという都市、これだけ大きな工業都市で日本人出張者も多いのに、なぜか日本からの直行便がありません
近くの大都市である広州空港、あるいは香港空港経由で、陸路または海路で行く必要があります。

日本からの直行便はないですが、深センにも空港はあります。
この空港、数年前に新しくキレイになりました。
例えば上海経由で空路で深セン空港に降り立つという手段もあるのですが、オススメしません。

中国国内便は遅延が高い頻度で発生するからです。

日本から広州への便もそれほど多くないので、深センへ行くのに最も便利なルートは、香港経由になるかと思います。

香港から深センへ行く3つのオススメ方法

さて、それでは香港空港から深センに行くにはどうしたらいいのか?

まず、香港⇔深セン間にはイミグレーションがあり、パスポートチェックが必要となります。
したがって、単純に一気通貫で行き来するのが少し難しいです。

その中でも、比較的カンタンに行き来する方法としては、下記の3つの手段があります。

①電車

香港側、深セン側ともに電車(MRT、地下鉄)が整備されているので、慣れていない人にはこのルートが一番わかりやすいかもしれません。

香港からMRTに乗り、深センとの境界である羅湖(ローウー)駅で下車します。
そのまま人の流れにそって進むとパスポートコントロールがあり、それを越えると深センになります。
ここで深セン側の地下鉄に乗り換えます。

初心者には一番わかりやすい方法です。
ただし、デメリットもあり、羅湖のイミグレーションが混雑するという点は要注意です。

②フェリー

意外と便利なのがフェリーです。

これは香港空港内から直接乗船することができるので、とても便利です。
香港空港に着いて、イミグレを通る前に、香港空港内のスカイピアというところから、フェリーに直接乗ってしまうのです。
これで深センや、あるいは他の近隣都市(東莞、広州、マカオなど)にも直接行けてしまうんです。

ボクがいつも到着する港は、深圳の『蛇口(シャーコウ)』というところ。
ここまでフェリーで移動し、そこからは地下鉄で移動できます。

移動時間とお手軽さの観点から、このフェリーが一番おすすめの方法です。

デメリットとしては、初めてのときは乗り方が少しわかりにくい点です。
一度経験してしまえばとても簡単ですけどね。

※2017年3月22日に、フェリーの乗り方を詳しく追記しました。ぜひ次の記事もご覧ください。

あわせて読みたい
香港国際空港→深セン蛇口のフェリーの乗り方 ーマカオ、広州、東莞、珠海にも行けちゃいます 以前、香港⇔深圳の移動方法について記事を書きましたが、今回は3つの手段の中で最も便利なフェリー移動について、もう少し詳しく書いてみま...

 

③リムジンバス

スカイリモと呼ばれるリムジンバス(ミニバン)を利用する方法です。

香港空港と深セン湾口岸というところを車でそのまま行き来できる方法です。

大型のバスもあるのですが、バスの場合は一度降りてイミグレーションを通過し、別のバスに乗り換えるということをしなければいけないので、初心者にはわかりにくいです。

その点リムジンバス(ミニバン)の方が簡単です。
リムジンバスの場合、7人乗り位のバンに乗り、深センへのイミグレーションは車に乗ったまま通過できます。
車からパスポートを提出するだけでいいのでかなり楽です。

途中で車の乗り換えがあるため少し不安になりますが、大丈夫です。
運転手の言うことに従って行動すれば何とかなります。
変な運転手はいないはずなので。

この方法、車に乗っているだけなので楽っちゃ楽なのですが、深セン側で降りた後、またタクシーを使わなければいけないなど、ちょっとわかりにくい部分もあります。

 

 

最後に

日本人出張者にとっては、上記3つの移動手段がとっつきやすいと思います。

最初は不安になると思いますが、どの方法にしても、一緒に移動している人たちがたくさんいます。
日本人も多くいます。

あまり不安に感じる必要はありません。

それでは~。

2018年9月追加情報「広州-深セン-香港高速鉄道(広深港高速鉄道)」

2018年9月に、「広州-深セン-香港高速鉄道(広深港高速鉄道)」という高速鉄道が開通予定です。

広深港高速鉄道には、ターミナルとなる香港側の「西九龍」駅、広州側の「広州南」駅のほか、「福田」「深セン北」「光明城」「虎門」「慶盛」の計7駅が設置されるようです。

この高速鉄道では、香港−深セン福田が14分、香港−広州南駅で48分で結ばれるとのことなので、開通されると香港から深セン・広州への移動が一気に便利になりそうです。

 

利用可能国は世界。次世代クラウドWiFi”GLOCAL NET”

SIM交換不要バナー(320x120)

 

中国でのインターネット事情については、こちらの記事もどうぞ!

あわせて読みたい
中国でLINEやFacebook、Gmail、Dropboxを超カンタンに見る方法 -VPN対応のWifiルーターを使ってみた 中国に行くとLINEやFacebook、Twitter、Gmail、Dropboxなどが使えません。 いわゆるグレートファイアウォ...

 

あわせて読みたい
海外WiFiルーター・グローカルネットを海外で実際に使ってみた。クラウドSIM最強。 *2018年1月4日、追記しました。 どーも、ちゃた(@chatalog13)です。 先日もご紹介したクラウドSIMルーターのグロー...

 

あわせて読みたい
【厳選】海外出張の持ち物リスト! PDFとExcelファイルも添付しますどーも、ちゃた(@chatalog13)です。 ボクはこれまで100回以上海外出張に行っています。 その経験から海外出張に必要なもの、...