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資産運用

30代の投資初心者がまずするべき3つのステップ

どーも、ちゃたです。
20代で独身の頃って、投資なんて考えもしてなかったです。
給料が安かったというのもあるし、飲み会や旅行に行きまくって、あるだけ使ってました。

でも今はもう30代、結婚して子どももいます。
本気で資産運用をする必要性に迫られ、昨年から投資活動を始めました。

実際に始めてわかりましたが、投資って聞くと難しそうに感じますけど、ポイントさえ押さえればそんなことはありません。
また、30代から始めてもまったく遅くはありません。

大切なのは、自分でやってみること。
自分でやることが勉強になり、それがやがて長期的な資産形成につながります。

この記事を読んで、あなたもまず、はじめの一歩を踏み出してみてください。

 

 

【ステップ1】証券会社で口座を開く

投資のことをあまり考えずに生活していると、そもそも証券口座を持っていません。

投資をするには証券口座が必須なんですね。
銀行口座では不十分です。

まずは証券口座を開設しましょう。

 

証券会社ってどんなところがあるの?

証券会社には、大きく分けて2つのタイプがあります。

ひとつは、伝統的な大手証券会社。

野村證券
大和証券
SMBC日興証券
みずほ証券
三菱UFJモルガンスタンレー証券

もうひとつは、最近存在感が高まっているネット専業の証券会社。

SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
カブドットコム証券

 

証券会社はネット証券がおすすめな理由

知名度と歴史では大手証券会社の方が圧倒的に優勢ですが、ボクのおすすめは断然ネット証券。

ネット証券はどこも口座維持費がゼロで、また取引手数料が安い傾向があります。

大手証券の場合、会社によっては、口座維持だけでも費用がかかります。
また取引手数料も高い傾向があります。

今の時代、投資活動をするのに窓口は必要ありません。
すべてネットで完結するので店舗があることで恩恵を受けることはありません。

ネット証券で口座を開きましょう。

 

ネット証券の中でおすすめの会社は?

上に挙げた5社は、ネット証券会社の取扱高ベスト5です。

SBI証券がトップシェア、それに次ぐ人気が楽天証券、という図式です。

SBI証券は、手数料が安く、かつ商品ラインナップが豊富なので、安定した人気があります。

SBI証券を食ってやろうと頑張っているのが楽天証券。
楽天証券は手数料が安く、とにかく消費者のメリットになるサービスをどんどん投入し、シェア拡大を図っています。

SBI証券か楽天証券、このどちらかを選択しておけば間違いないかなと思います。

SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ

楽天証券

 

楽天証券の画期的な新サービス

楽天証券についてもう少し話すと、最近発表された超魅力的なサービスがあります。
投信積立に楽天カードが使えるという画期的なサービスです。

楽天カードクレジット決済では月額50,000円までを上限に、クレジットカード払いで投信積立を行うことができ、楽天カードからカード決済額の1%分の楽天スーパーポイントが付与されます。

しかも溜まった楽天スーパーポイントはまた楽天証券での投資に使えます。

通常、投資の際にはクレジットカードは使えません。
楽天カードで支払うことができると、それだけで1%も得。
投資に回す金額は大きいので、1%というのはかなり大きなインパクトがあります。

ボクはこのサービスが始まる前に、SBI証券をメインの証券口座として運用してしまっているので、楽天証券が羨ましい。
手間はかかりますが乗り換えしたいなとも考えています。

 

 

【ステップ2】少額の投資をまず始めてみる

さて、証券口座が無事開設できたら、少額でも構わないので、実際に投資を始めてみましょう。

長期的な資産形成を目的とするなら、次の2つのポイントを押さえて始めましょう。

1. 個別株ではなく投資信託を買う
2. 長期的な一定金額を積み立てていく

 

個別株ではなく投資信託を買う

まず投資対象ですが、いきなり個別株を買うなんてことはしないでください。
個別株は、リターンが大きい可能性もありますが、暴落するリスクも大きいです。

最初に始めるなら、まずは投資信託という商品を選ぶと安心です。

投資信託とは、
「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロが株式や債券などに投資・運用して、その運用成果である利益を投資家に分配する」
という金融商品です。

投資信託は大きく分けると、2種類あります。
「アクティブ型」

「インデックス型(パッシブ型)」
です。

アクティブ型とは、運用のプロが、市場平均を上回る運用益を目指すタイプです。

インデックス型(パッシブ型)とは、市場平均に連動するように運用を行うタイプです。
インデックスとは、「TOPIX(東証株価指数)」や「NYダウ」など、市場全体の値動きを指す指標のこと。
市場平均に追従することを目指しているんです。

はじめての投資におすすめなのは、インデックス型の方です。

なぜなら、期待できるリターンがそこそこ高い上に、手数料は割安なためです。

アクティブ型は一般的に手数料が高いです。
さらに、実はアクティブ型の7〜8割は運用結果がインデックス型に劣るというデータがあります。
手数料が高い上に、運用結果も悪いってことが結構あり得るんです。

もちろん、アクティブ型にも優れた商品もあります。
優れた運用結果を出しているアクティブ型投資信託に投資するというのもいい方法かもしれません。

ただ、長期的に安定した運用で資産形成をしたい場合には、インデックス型の方がよりリスクが少ないと考えます。

 

長期的な一定金額を積み立てていく

さて、投資信託を購入するにしても、
「一括でボンと買って、高値で売ってやろう」
とかいうことは考えないでください。

資産形成の基本は、毎月一定金額で積み立てていく方法です。

この方法は、「ドルコスト平均法」と呼ばれ、多くの専門家にも推奨されています。

ドルコスト平均法の場合、毎月の購入金額が一定なので、投資信託の価格が安いときにはたくさん購入し、価格が高いときには少しだけ購入するということになります。

そのため、結果として平均取得価格は安くできるというメリットがあります。
高値のときには少ししか買わないので、高値でつかまされるリスクが少ないんです。

逆に大儲けもしづらいですが。

ドルコスト平均法のデメリットをあげるとすると、「つまらない」ということでしょうか。
最初に投資対象と金額を決めたら、あとは何もすることがありません。
積極的に投資活動をしたい人にとっては物足りないかもしれません。

ドルコスト平均法は、必ずしも常にベストな方法というわけではないですが、投資初心者が失敗しにくい優れた方法です。

ステップ2で行うことをまとめると、次の通りです。

ステップ2のまとめ

・購入するインデックス型投資信託を決める
・その投資信託を毎月いくら購入するか決める
・証券会社のサイトで、毎月積み立ての設定を行う

 

 

【ステップ3】節税制度を勉強して、活用し始める

投資をする上で、もうひとつ大切なポイントがあります。

税金です。

投資活動により利益が発生すると、そこから税金を支払う必要があります。
株や投資信託などの場合、その税率は20.315%です。
(所得税+住民税+復興特別所得税)。

約20%も持っていかれます。

投資信託を例にとって説明すると、
税金は「分配金を受け取る時」と「解約する時」にかかってきます。
「解約するとき」と書くとわかりにくいですが、
保有していた投資信託を売って、購入時より価格が上がっていたら、その差額である利益分に対して税金がかかります。

ただし、現在はこの税金を免除できる合法的な仕組みがあります。

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」や、
「NISA(ニーサ)」、
「つみたてNISA」

といった制度です。

資産形成を目的とした投資を始めるのであれば、これらの節税制度を活用しない手はありません。

iDeCoやNISA等の制度を使うと、本来約20%かかってくる税金がかからなくなります。
これらの制度のポイント、使い分けについてはこちらの記事でまとめています。

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最後に

いかがでしたでしょうか。
投資を始めるだけなら、個別の株について理解したりする必要性は特にありません。
チャートを読んだり、変に難しいことをする必要もありません。

王道的なドルコスト平均法で、
節税制度を活用しながら、
長期的に続ければ、
オーケーです。

3つのステップ

1. まずは証券会社で口座を開設し、
2. インデックス型投資信託を毎月一定額積み立てていく、
3. その際にNISAやiDeCoを活用する、

この3ステップで始めてみてください。

それでは〜。

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